私が退職を選んだ理由
昨年の6月に私は約9年勤めた会社を退職しました。
理由は仕事を回してもらえなくなったから。
2回の出産を経て復帰する際に、2回ともチームの異動を余儀なくされました。
理由は、
時短勤務になる+子どもの発熱で突発の休みが100%出ないと言い切れないから。
私に与えられたのは、その日忙しい人の仕事のヘルプに入ること。
毎月第一営業日と最終営業日は忙しいのですが、
それ以外は業務量もそれほどではなく、私がヘルプするほどでもない。
個人情報を扱うので、スマホも本も持ち込み禁止、業務に関係ない事でネットを使うことも禁止。
そのため何かの勉強をすることも叶わず、ひどい時は会社にいる7時間ずっと何もすることがないこともありました。
何か仕事を見つけ出そうもんなら
「余計なことはしないで下さい(私たちの仕事を取るな)」と言われ、
上司に相談してもその場しのぎの対処しかしてもらえませんでした。
「居るだけで給料が貰えるんだから良いじゃない。」
そんな風に言われたこともありました。
でも、何も生み出さないこと、誰の役にも立たないことが嫌でした。
社内用のHPを端から端までじっくり読んだり、
やりたい事・食べたいものを書き出したりもしてみましたが
やっぱりモヤモヤと悲しさは消えず、納得もいきませんでした。
チームの誰かが休んだ時に、その人が担当している仕事を一挙に請け負うのですが
時短の時間内に完璧に全て終わらせても何の評価も与えられませんでした。
(ひどい言い方ですが、みんなはタラタラやって残業手当がもらえる)
この会社に私を引き留めているものは何なのかを考えました。
突発欠勤にもうるさく言われず、有休も1年20日間分もらえる。
この有休を手放すのが怖かった。
(毎年旧盆の時期に主人の実家に行くためお休みをもらうその理解も必要)
モヤモヤうじうじ悩みながら何年も過ごしてきましたが、
2019年の約10日間のゴールデンウィークが終わる頃、プチッと私の中の何かの糸が切れたのを感じました。
「こんなに会社に行きたくないのって初めてかも…」
子どもが生まれてからは、育児よりも仕事の方が楽だ!お昼休みもあるし、行きたい時にトイレにも行けちゃう!大人と話ができる!と精力的に仕事に熱を入れていた私がこんな風に考えるなんて。
自分自身のことなのに、本当に驚きでした。
心が決まればあとはもう早いもので、連休明けには1か月後に退職する旨を上司に伝えたのでした☆
あぁ~~~~ スッキリした!
これが、私を変えていく第一歩となりました。
※愚痴ばかりになってしまってスミマセン。
でも、この愚痴が退職の理由でした。
自分の環境に文句言いながら、その環境を変える努力をしない人になりたくなかったのです。