姉の存在
さきなおです。
突然ですが、私には3つ離れた姉がいます。
美人でユーモアがあって、スキーがめちゃめちゃ上手で、料理上手。
友達も多くてキャリアウーマンで、娘たちも元気に賢く育てる姉。
私は小さい頃、姉と比べられていました。
小学校でも「お姉ちゃんはできるのに…」と言われたことがあり、
姉が卒業した時は「誰も私と姉を比べらない!」と開放感を感じたのを覚えています。
姉妹喧嘩をした時は話も聞いてもらえず
「あなたは妹でしょ?お姉ちゃんはあなたよりも3年多く生きてるのよ!」と
親に叱られたことも少なくありません。
他にも色々あり
「なんでお姉ちゃんばっかり優遇されるのっ!」
こんな感情が私の中に渦巻き、どんどん沈んでいき
姉と距離をとってみたり、姉とは全く違う道を選んだりしました。
でも、自分を見つめ直して分かった。
「姉と比べていたのは私だった…」
小学校の先生や親に比べられたのは事実ですが、
本当は姉が大好きなのに
劣等感を抱き心の底に沈めたままだったのは、まぎれもなく私。
あやうく大切な何かを失いかもしれませんでした。
物知りで、楽しくて、頼もしい存在である私の大好きな姉。
とても大事なことに気づけたました。